神さまは乗り越えられない試練も・・・時々与える

妻の「鬱」から「統合失調症」〜精神科入院への道のり

愛する人が体を切り刻む地獄の光景

無知とは不幸なもので、対応してくれる病院を探す事も出来ないまま自然治癒を期待して在宅看護

 

私も仕事をしなくてはいけない為、母親に来てもらい面倒を見てもらう

 

母親の世代は「鬱」など理解出来ない様で、普通の人間と同じ扱いをする

「鬱」なんてただの怠け者、だらしない!しっかりしろ!」と本人を蔑む・・・

 

周りの警戒心や視線が気になるなら・・・と気分転換に実家に預ける事にしたのが大きな間違いだった

 

これでとりあえず私も新しい仕事に集中出来る・・・はずだったが

 

毎日、私は夜実家に電話をして容態を確認していた

義母も「大丈夫、大丈夫、何ともないよ」

 

私も安心しきっていた

 

ひと山越えた

 

一週間ぶりに妻の実家に行く前日、妻からのメール

「今すぐ来て、もうダメだよ」

私は

「今すぐはむりだよ、明日早い時間にいくから」

「やっぱりいいや・・・」

 

翌日の朝、実家に向かう前に義母に連絡

「今から出ますんで」

 

義母も

「今日は気分がいいみたいでもう2時間もふろに入ってるよ」

と笑っている

 

娘を連れて実家に到着

 

「まだふろに入ってるんだよね〜」

 

おかしい・・・

 

私はふろに行き、鍵を開けて中に入ると・・・

真っ赤な浴槽に妻の姿、包丁が二つ浴室に転がり、首から手首から切り刻んだ妻が

「たっちゃん、死ねない・・・」

と浴槽に浸かっている

 

幸い、痛みからかあまり深くは傷つけてない様子だった

 

無理矢理浴室から引きずり出し、包丁を取り上げる

 

その光景を見ていた娘はあまりのショックで呼吸を震わせながら涙を流す・・・